看護師の休日設定
看護師の職場として思い浮かべるイメージは、「病院での勤務」が多いのではないでしょうか?もちろん、医療機関や病院で仕事をしている看護師はたくさんいますが、最近では、看護の要望が多様化したことや、高齢化社会になってきたこともあり、看護師が活躍する職場も、多様化してきているのです。たとえば、介護施設、保健所、訪問介護など、さまざまな場所で就業しています。
看護師の主な仕事としては、病気やけがなどで入院している患者さんの介助やお世話、治療に伴う処置を中心におこなうことです。 病院というのは、入院患者さんの治療だけではなく、日常生活を場所でもあるのです。また、病院を利用する人は、入院している患者さんだけではなく、外来の患者さんもいます。突然、体に異変が起きたとか、体調を崩したなど、いつでも対応してくれるのが病院であり、医師や看護師の使命でもあります。いつ、どんなときでも、患者さんが病院にかかることができ、対応するために、365日24時間体制であるといえるでしょう。
24時間体制といっても、その医療機関や病院の従業員全員が24時間仕事をするわけではなく、シフト制による交代で勤務をしています。そのシフトの中で、それぞれの休日が設定されています。当然、一般の企業のように、土日や祝日が必ずしも休みになるということはない職業になりますが、休日はきちんと割り振られます。看護師になるということは、毎週、決まった曜日が休みなのではなく、不定期に休日があるということも、忘れないでください。しかし、なかには、土日休みが可能な医療機関や病院もあるかもしれません。もし、希望する休日の設定があるのなら、就職活動の段階で、就業先を選ぶ条件の中に、「休日」を含めて探すとよいでしょう。
看護師の就業先が大規模な医療機関や病院、あるいは、中規模の場合では、ほとんどが、特殊な勤務体制を人員を配置しています。また、2交代制や3交代制のどちらかでシフトを組んでいるところが主流になっています。勤務時間の違いのほかに、休日の面でも、違いがあります。3交代制のシフトよりも、2交代制で組まれているほうが、休日が多く設定されているのです。そのため、休みにしっかりと疲労をとることが可能です。3交代制を導入している場合は、日勤、準夜勤、夜勤の3つの勤務時間があり、1回の勤務が8時間で、いずれかの時間帯に振り分けられます。2交代制と比べ、1回の勤務時間が短いこともあり、体への負担も少なく思われますが、シフトが組まれることにより、休日をしっかりとることが難しくなる傾向があります。2交代制を導入している場合は、日勤は日中の約8時間、夜勤は夜を中心にして約16時間を勤務するというのが一般的です。なかには、一日24時間を等分、つまり12時間ずつを日勤と夜勤で分けるという勤務体制をとっている病院も少なくないようですどちらにせよ、一勤務の時間が長いため、しっかりと休日をとれるというメリットがあるシステムだということです。
基本的に、週休2日制度を導入している医療機関や病院が多いですが、週休2日も不規則になりがちな上、休日に研修などが入る場合があることなども、念頭に置いておきましょう。現在、看護師の激務からくる疲労は、とても深刻な問題として取り上げられています。それを改善させるためには、確実な休日の確保が要求されます。完全な週休2日制や有給休暇・育児休暇・介護休暇などを導入している医療機関も増えつつあるので、看護師が働く環境も、少しずつですが、よくなっていくでしょう。そのあたりを、あらかじめ確認しておくと、転職活動をする際に、一つの目安となるでしょう。







